[vol.3]パプア前の嵐の静けさ

シンガポール

フライト

 昨日かなり歩き疲れた我々はチェックアウトギリギリまで寝ていた。午後からチャイナタウンの通りに行き、よせばいいのに歩いてそこからかなり距離のあるセントウサ島に行った。その途中銀行が休みで必要経費であるシンガポールドルに替えるのも一苦労。
 セントウサ島はシンガポールの観光地として力を入れているところで、その島に行くのはロープエイから渡るのだ。それはそれでおもしろい入り方だった。とにかくたくさんの観光客が溢れていた。結局そこで何をするのかもイメージできずにただ歩いていた。いろいろな昆虫博物館的なものがあるのだが、入館料がいちいちとられるためあまり入らなかった。
 その後、昼に食べた中華料理がおいしかったので、夜もチャイナタウンの食堂で屋台をはしごしながらおなかいっぱいに食べた。魚からとったスープでラーメンのようなものがあり、これは美味だった。やはり日本人の口にあう。インド系とは違う。
 そして、本日の22時に再びチャンギ空港へ行き、パプア行きの飛行機に乗った。ついにこの時がきてしまった。

◇1993年8月12日◇3日◇シンガポール