ラストに疑問、でも泣ける/韓国ドラマ「秋の童話」

冬ソナにはまった人は絶対に見てほしい。これを見たらちと悲しくて引きずってしまいますが、良質の良い作品。ビデオでレンタルしたのですが、DVD買っちゃいました。
　いわずもしれたユン・ソクホ監督の「四季シリーズ」の第一作。完成度は高いと思います。これを見た人がみないうのが、難しい役だけどウォンビンがかっこいいと誰もがおもってしまう。きめぜりふも「おまえは不幸なんかじゃない。これから俺が幸せにする」等連発、そこに入るウォンビン用挿入音楽とあいまって、「やられた」となってしまうこと必死。
　とまあウォンビンだけでなく、当然主役のソン・スンホン、ソン・ヘギョもいい。また子役の女の子が光ってます。今は成長してこないだ「箪笥」に出演してした。
　ストーリはどこまでって部分もあるのでいいませんが、運命のいたずらで生まれた赤ん坊が入れ替わってて、それが中学校の際に発覚。ここからスタート。裕福な家で育ち天真爛漫でクラスの人気者だった少女が、結果的に貧しい生みの親の所にもどってしまう。
　そして月日はたち、兄弟だった二人が再びであい、実は・・・。
　そしていいときもあったのにまた離れて・・
とにかくベタな定番ストーリーのオンパレードは「冬ソナ」以上。ただ美しい風景と美しい音楽、切ないストーリが最終的にはうまくまとっまってくる。
　ただ疑問は、最後のソンスンホン所は必要あったかと思う、やはり「世界は中心で愛を叫ぶ」のごとく残された人の乗り越えをもっと違う形で表現して欲しかった。それで純愛を表現するなんて解せない。